3.11に思うこと

2020/03/11


昨日、無事 卒業式を終えることができました。卒業生のみなさん、あらためておめでとうございます。ただし、新型コロナウイルスのの影響で残念ながら合同卒業式ではなく校舎内での卒業証明書授与式に変更となりました。少し寂しい思いです。

さて、本日は東日本大震災が発生してから9年目です。

9年目前、卒業式が終わり、少し静かな日でした。午後2時46分いつもと違う不思議なゆれを感じました。ゆれは、おさまることなく強くなっていきました。本当に長い時間ゆれが続いていたような気がします。

ゆれがおさまるのを待って、学生とともに一時避難場所の公園に向かいました。そこには、多くの不安そうな人々が立っていたことを憶えています。そして、雪も降ってきました。止まっていた車のラジオから津波の情報が聞こえてきたことを憶えています。

その後は、安否確認や校舎の片づけ、授業開始の準備等で、あっという間に5月を迎えました。当然、入学式は中止でした。

9年目を迎える今、東日本だけでなく、日本全国、いや全世界で新型コロナウイルスの感染が広がっています。少しだけあの頃の自粛ムードを思い出します。

早く、新型コロナウイルスの感染が落ち着いて、普通通りの生活がおくれるように願うばかりです。

がんばろう日本 がんばろう世界

まもなく、午後2時46分を迎えます。黙とうをしたいと思います。

この記事を書いた人

川村 浩之