新年が始まりましたね

2018/01/05


こんにちは。志田です。
年末年始、いかがお過ごしでしたでしょうか?

総合公務員科は11日(木)から授業再開です。
そして、年明け後の授業は2月6日(火)で終了です。

話は変わりますが、2018年の干支は戌(いぬ)です。
正確に言うと干支は“戊戌”(つちのえいぬ)。

もともと干支というのは十干(じっかん)十二支(じゅうにし)を組み合わせたもので、

十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類)

十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類)

これを順番に1つずつ合わせたものが干支で60の周期です。
動物で表わされているのは十二支(じゅうにし)の方です。

「十二支(じゅうにし)の漢字」
子(ね)  = 鼠(ねずみ)
丑(うし) = 牛(うし)
寅(とら) = 虎(とら)
卯(う)  = 兎(うさぎ)
辰(たつ) = 龍(りゅう)
巳(み)  = 蛇(へび)
午(うま) = 馬(うま)
未(ひつじ)= 羊(ひつじ)
申(さる) = 猿(さる)
酉(とり) = 鳥(とり)
戌(いぬ) = 犬(いぬ)
亥(い)  = 猪(いのしし)

並べてみたら見事に違います。
もともと十二支には動物の意味はありません。

よく雑誌などの占いで、「未年と卯年は相性がいいよ。」とか
「私は申年だから、〇〇なの。」とか。

何を言っているのか、まったく意味がわかりません。

しつこいようですが、もともとの干支は
十干と十二支を組み合わせたカレンダーだったものです。

動物とは全然関係ありません。

昔の天文学では、十二辰(じゅうにしん)という天球分割法を採用していて
天球を天の赤道帯にそって東から西に十二等分して、
それぞれに名称が与えられていました。
これに十二支が当てられていたのです。

「正式な読み方はこちら」
子(し)
丑(ちゅう)
寅(いん)
卯(ぼう)
辰(しん)
巳(し)
午(ご)
未(び)
申(しん)
酉(ゆう)
戌(じゅつ)
亥(がい)

なぜ「戌」がなぜ「いぬ」なのかという明確な理由はありません。
当時の無学の庶民が十二支を覚えやすくするために、身近な動物が当てられただけです。

とは言うものの、せっかくのことですから初詣は
2018年の干支「戌」にゆかりのあるお寺や神社に行くのも良いかもしれませんね。

と言っておきながら、志田は愛宕神社へ行ってきました。
愛宕神社は辰年の神社なので。(志田は辰年生まれ
(ご存じない方に説明すると、宮城県内の神社にはそれぞれ十二支が割り振られています。) 

行ってみたら、なんと菅原道真公もいたので、お参りしてきました。
(榴ヶ岡天満宮だけじゃないんですね、、、、)
菅原道真公は言わずと知れた学問の神様なので、絶対にお参りしないと!!

他にも、いろいろな神様がいたので、かなりお得でした。
長々と、失礼しました。

皆さんも、神社にお参りに行って、今年1年のお願い事をしてくるといいですよ。
皆さんにとって、良い1年になるといいですね。

 

 

この記事を書いた人

志田 晃一
志田 晃一
担当科目
自然科学・危険物取扱者・消防設備士・陸上特殊無線技士

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