震災から10年
3月も半ばとなり、暖かくなってきましたね。春は別れと出会いの季節です。
新型コロナウイルスや大きな地震があった中、こうして無事に卒業式が行うことができ、本当に良かったと思います。
卒業式では入り口で検温、消毒、そして会場の席の間隔をとった上で挙式しました。
上記写真は答辞の場面ですが、卒業生を代表して総合公務員科2年生の木村君が素晴らしい答辞をしてくれて担任としてとても心に響きました。
震災から10年
震災から10年になりました。東日本大震災で亡くなれた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
震災が発生する3か月前に女川に滞在する機会があり、その穏やかな街並みや住民の方がとても優しかったことを鮮明に覚えています。しかし、津波が襲って変わり果てた街並みをテレビで見て唖然としました。
あれから10年。私自身、東北の色んな方と関わる機会が増え、そして様々な土地を訪れているうちに、被害の大きさ、自然災害の怖さを再確認していきました。
それと同時に復興に向けて必死に前に進もうとしている姿を見て、人の強さを感じました。
10年になりましたが、これで一区切りではなく、これまでもこれからも変わらない想いを持ち続けたいと思います。
常に防災意識を
私は実際に被災した訳でも、大切な人を失った訳でもありません。ただ、東日本大震災があった10年前に生きていた人間として、今後同じような災害があった時にできる限り被害を少なくしたいという思いがあります。
いつ、なにが起きるか本当にわかりません。今日まであった日常が明日にはなくなっているかもしれません。自分の命、大切な人の命を守るために常に防災の意識を持ちましょう。
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