茶道から学ぶ日本古来の花の生け方

2019/05/20


茶花を生ける

フラワー科では、現在茶道の授業も取り入れております。
茶道なのでもちろんお茶のいただき方や作法を学びますが、本校では花の知識を勉強する目的で授業を行っています!

どんな授業なのか、気になりますよね!

床の間の拝見の仕方

1年生では主に、作法やお茶のいただき方、茶道でのお花の生け方等を学びます。
お花の生け方といっても、まだ実際に生けません。先生が生けた茶花(茶道での器に生けたお花の意味)や2年生が生けた茶花を見てどんな花が生けられているのか、器は何を使用していて形は何なのかを学んでいます。

左から 草・行・真(器と生け方の形)

2年生になると、茶花を本格的に学びます。
1年生の時に学んだ花の知識と茶花の形・器を「真・行・草」の3つの形から選び生けます。

フラワーの専門的知識を学んでいる学生なので、お花を見た瞬間すぐどの花を使ってどう生けようかと話し始めています!さすが!!
生ける際は奇数数にそろえ器に入れます。この時に茎についた葉も奇数に合わせなくてはいけません。

そして、野に咲いている様に生けなくてはならないのでとても頭を使います。
ここに並べられるお花たちは、学園関係の方々から頂いているものなので、みなさんしっかり感謝を込めて生けてくださいね!

授業では季節を感じるもの散りばめ、分かりやすく指導していただけます。
2年間茶道の授業を通して日本古来の花を知ることが出来る貴重な機会です。

皆さんしっかり勉強しましょうね!

この記事を書いた人

仙台総合ビジネス公務員専門学校スタッフ